3DVR技術を活用した中小河川における洪水ハザードマップの高度化 2024年6月17日 最終更新日時 : 2024年6月17日 福丸 大智 著者 福丸大智/山口大学大学院 創成科学研究科 赤松良久/山口大学大学院教授 創成科学研究科 説明資料 3DVR技術を活用した中小河川における洪水ハザードマップの高度化説明資料ダウンロード
著者様へ:本研究の立体的なハザードマップの構築は、人々に喚起する意味で有益で、さらに可視化技術として、大変面白い試みと思いました。本研究の成果から、危機的状況が去って安定状態になった(?)浸水状況を実感でました。以下は、今後のバーションアップを考えた場合のコメントです。実際の災害時には、リアルタイム性や時々刻々の環境変化が重要になると考えられます。例えば、スライド9枚目のエレベーターホール付近の階段では、建物の浸水が進む中で、階段を流れ下り激流のイメージ、また、スライド10枚目の洪水発生時の水面は、例えば台風時には強風で波打っているイメージになるのではないかと思います。このような状況を再現するために、流体モデルのシミュレーション結果などとの組み合わせで、立体的かつリアルタイム性を有するようなハザードマップを構築することが今後求められるのではないかと思います。今後は、このような方向性を考えられているのでしょうか?
木村様:貴重なご意見頂き,ありがとうございます.ご指摘の通り,本研究では想定最大規模の浸水深を可視化しており,氾濫発生後からのアニメーション的な可視化は実施しきれておりません.今後の展開としましては,木村様のご指摘のように数値シミュレーションモデルとの融合により,河川氾濫発生後に浸水が進む様子をアニメーション的に表示することを考えております.この実現のためには,氾濫原の広域でも高精度な建物モデルがあることが望ましいため,今後はUAV等の活用で広範囲の点群を取得し,広範囲かつ高精度な建物モデルを構築したうえで数値シミュレーションとの組み合わせでよりリアルなマップ構築を進めます.
福丸さま;ご返答を頂きまして、ありがとうございます。今後の展開として、数値シミュレーションとの融合を期待しております。
興味深いご発表ありがとうございます。
精度やリアリティの向上に伴い、データ容量や計算機能等の高いスペックが必要となる一方で、将来の普及を図る観点からは、データの軽量化や計算の簡素化も求められると推察しますが、その点何か工夫や検討されていることがありましたらご教示お願いします。