淀川河口干潟においてシジミの生産性を高めるための土砂供給シナリオ 2024年6月16日 最終更新日時 : 2024年6月16日 西村 昂輝 著者 ・西村昂輝/国土交通省東北地方整備局福島河川国道事務所 ・陳鵬安/基礎地盤コンサルタンツ㈱ ・竹門康弘/大阪公立大学 ・角哲也/京都大学 ・小林草平/京都大学 説明資料 ディスカッション資料_西村ダウンロード ディスカッションポスター_西村ダウンロード
貴重な研究成果の共有をありがとうございました。
淡水貝類はこれまでの河川改修によって各地で減少しており、資源量を回復させるうえで、効率よく好適な環境を回復させる手法を検討する上でとても重要な検討だと考えます。
今回の対象種は小型貝類であるシジミであることもあり、ライフサイクルの中で好適な粒径は大きく変動しない可能性が高いと考えられますが、より大型貝類ではライフサイクルの中で好適な粒径がある程度変化する可能性があります。特にグロキディウム幼生から稚貝へ移行する段階の好適環境の保全が重要である可能性があります(松山平野のマツカサガイなどで、成貝とグロキディウム幼生が確認されているにもかかわらず、長期間再生産が行われていない研究事例があり)。
このため、大型貝類で同様の検討を行う場合には、成長段階による好適粒径の違いについても要素に加えると、もしかしたら面白い結果がでるかもしれないと思いました。
奥谷先生 コメントありがとうございます。
今回の研究ではヤマトシジミの対して好適な底質環境について検討しました。ご指摘の通り、ライフサイクルの中で好適な粒径が変化する大型貝類に着目して検討すると面白い結果が出るかもしれません。今回の手法を応用することでそこまで難しくなく検討できると思います。
また、淀川河口とその周辺部においては、過去にあさり、赤貝、ハマグリが豊富に漁獲されていたことが、漁師への調査で判明しておりますので、これらの種に対しての検討を進めることも重要かと思います。
貴重なご意見ありがとうございました。