流域治水検討に適用するためのRRIモデルのパラメータ設定手法

福井治/(株)建設技術研究所 大阪本社河川部

西澤諒亮/(株)建設技術研究所 大阪本社河川部

岩見収二/(株)建設技術研究所 大阪本社河川部

山田真史/京都大学 防災研究所

佐山敬洋/京都大学 防災研究所

瀧健太郎/滋賀県立大学 環境科学部

流域治水検討に適用するためのRRIモデルのパラメータ設定手法” に対して2件のコメントがあります。

  1. 石井 優太朗 より:

    ポスター投稿いただき大変興味深く拝見させていただいております.

    その中で,個人的に興味がある点が複数ございましたので,ご教授いただけると幸いです.
    ポスター投稿当日は大変残念ではありますが,会場に参加することができませんので,コメントにて質問させていただきます.

    ①パラメータについて、土層厚や空隙の値は、土質試験等で実際に現地で計測された値などと比較することはできるのでしょうか。特に土層厚が実際のボーリングデータではどの位置に当たるのか等、ご教授いただけると幸いです。

    ②どこまでを川とするかは,流域対策を検討する上では重要となると考えております。特に論文で用いられているRRIモデルでは、河川域と陸域の基礎式が異なるので、川幅や上流域面積などによって閾値を設定されているのであれば教えていただきたいです。

    ③初期条件について本論文ではどのように扱われたのか教えていただきたいです。対象流域が九頭竜川とのことで、冬期の積雪が初期条件に影響を与えることはないのでしょうか。

    ④本モデルでは河積を関係式を元に算出し計算されているものと認識していますが、水位ハイドログラフの精度はどのような程度だったのか教えていただきたいです。

    以上,多くなりましたが,お願いいたします.

  2. 福井 治 より:

    ご質問いただき、ありがとうございます。すっかり見落としていました。

    ①現地の試験や観測で得られた土質に関するデータと工学的な流出解析モデルのパラメータは必ずしも一致しないというのが一般的な考え方のようですので、単純な比較はできないと考えております。今回の九頭竜川の場合は、データが得られなかったこともあり、比較は行っておりません。

    ②RRIモデルにおいてどこからを川とするかは、開発者の佐山先生も現在検討されている内容だとお聞きしましたので、私自身これといった考えがないのが現状です。本検討の中では、上流域のメッシュ数が8になれば川になるようにしています。実績流量に合うような値にしているだけですので、物理的な意味合いは薄いと考えています。

    ③初期条件については、私も気になっているところです。飽和・不飽和流れの流量流積関係式に関する過去の論文を読むと、パラメータは初期条件に左右されにくいとの記載がありましたので、今のところは初期条件を設定せずに検討しています。

    ④水位ハイドログラフは確認していません。本論文はある研究の一部について記載したものです。研究全体の構想としては、RRIで流量を算定し、それを浸水解析モデルのインプットデータとして使用することになっておりますので、RRIモデル自身の水位の確認はしていない状況です。

    以上、よろしくお願いいたします。

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