実物大実験に基づく河川堤防における表面被覆型かご系構造物の耐越水性の検討 2024年6月17日 最終更新日時 : 2024年6月17日 堀 謙吾 著者 堀 謙吾/日鉄建材株式会社 國領 ひろし/日鉄建材株式会社 二瓶 泰雄/東京理科大学 説明資料 RIVER-D-24-00098R2ダウンロード
1)論文では引張破壊応力σtbからの堤体土の耐侵食性の評価は記載されていませんが、越流実験前(σtb=15.5gf/cm2)から堤体土への浸透による実験後の引張破壊応力の変化を把握されているようでしたらお教え願います。
山本様.堀と申します.ご質問ありがとうございます.返信が遅くなり大変申し訳ありません.私どもの実験では,実験後の引張破壊応力は測定しておりません.お役に立てず申し訳ありません.よろしくお願い致します.
p.8、式(3)(4)について質問です。
砂粒子のつりあいを解かれていると思うのですが、Reは十分大きい流況であったという理解でよろしいでしょうか?
(抗力と揚力が速度の2乗に比例(CDも一定値)した式で表現されているため)
シートと堤体表面の間のごく薄い層を対象としているので、あるいは層流に近い状態だったのではないかと推察した次第です。観察等から実験時の流況がお分かりであれば、コメントいただければ幸いです。
田端様.堀と申します.ご意見ありがとうございます.ご指摘の通り,吸出し防止シートと堤体土の間は層流状態にあったのではないかと思います.これまで,土石流や落石などの衝撃問題に関する業務が多く,力学的な目線からの検討であったため,Reなどの水理学的な観点からの検討が不足していたと感じております.本件ほか色々とご教授頂ければ幸いです.ディスカッションにならず申し訳ありません.
堀様
ご回答いただきありがとうございます。
層流であればCDはReの逆数として、浸透流場での抗力となるように評価されてみるのも手かもしれません。(結果にはほとんど影響しないのかもしれませんが。)
以上、ややマニアックな意見となってしまい恐縮ですが、ご参考いただけると幸いです。
田端 様.堀です.大変貴重な意見をご教授いただき誠にありがとうございます.護岸の力学設計法とは異なる,浅い水深の速い流れ場でのかご層内外の流れ,および中詰石の挙動に興味が有り,今後も研究開発を進めて参りたいと考えております.また,機会がありましたらご教授のほどよろしくお願い致します.