The symposium about river engineering, 2022

セグメント1区間における河道の二極化進行の要因分析

著者

武川 晋也1,田端 幸輔1,福島 雅紀1

1.国土交通省 国土技術政策総合研究所 河川研究部河川研究室

説明資料

コメント (1)
  1. 溝口 敦子 より:

     砂州の二極化のきっかけとして,例えば砂州波高が大きくなる段階があるとすると,波高が高くなる要因には,①低水路部分が低下する,②砂州波高が発達する低めの流量(河川によっては中小洪水)が続いて砂州波高が発達してしまう場合(最終的にそこに植生がつきやすくなる),③砂州陸域に植生がつき,植生域内に土砂が堆積してしまうなどが考えられます.再堆積を抑えるには,冠水頻度や掘削をする高さだけでなく,全体で土砂が動く幅を想定し,どのような砂州をそこに維持させようとするのかが重要になると思いますが,その点についてはどのようにお考えでしょうか?個人的な意見の押し付けになっていたら申し訳ありませんが,元々砂州河道であったことを踏まえるとそのような視点は重要だと思います.