原田 紹臣1,藤本 将光2,小杉 賢一朗3,里深 好文4,水山 高久5
1.京都大学大学院 農学研究科,2.立命館大学 理工学部 准教授,3.京都大学大学院 農学研究科 教授,4.立命館大学 理工学部 教授,5.京都大学 名誉教授
イベント降雨の前段階の降雨の設定の仕方が分かりません。線状降水帯は停滞前線の位置や相当温位345K以上のエリアの分布、風向、収束の有無などによっても変わってくるため、どう機械的に設定するのかを事前に決めておく必要があります。ちょっと難しそうです。面白いですけど。
コメントありがとうございます。 ご指摘のとおり、線状降水帯における積乱雲の降水過程を含めて議論する場合、相当温位に関係する上空の水蒸気量や、鉛直シアン等の大気の流れ等の考慮した設定が必要になり、まだまだ、一般的に課題が多いと思われます。 そこで、本研究では、先ず、計画論としての土砂・洪水氾濫における降水規模や特性について検討するため、風圧場等の気象場の変化について仮定した条件の中で、筆者らの未経験豪雨の考え方を基本に、無降雨時間や確率降雨について議論しています。 今後は、気象に関するご指摘の点を踏まえて、更に深く追求していきたいと思います。 ありがとうございました。
※鉛直シアン→鉛直シア(タブレットでの変換ミスです,すみません)
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イベント降雨の前段階の降雨の設定の仕方が分かりません。線状降水帯は停滞前線の位置や相当温位345K以上のエリアの分布、風向、収束の有無などによっても変わってくるため、どう機械的に設定するのかを事前に決めておく必要があります。ちょっと難しそうです。面白いですけど。
コメントありがとうございます。
ご指摘のとおり、線状降水帯における積乱雲の降水過程を含めて議論する場合、相当温位に関係する上空の水蒸気量や、鉛直シアン等の大気の流れ等の考慮した設定が必要になり、まだまだ、一般的に課題が多いと思われます。
そこで、本研究では、先ず、計画論としての土砂・洪水氾濫における降水規模や特性について検討するため、風圧場等の気象場の変化について仮定した条件の中で、筆者らの未経験豪雨の考え方を基本に、無降雨時間や確率降雨について議論しています。
今後は、気象に関するご指摘の点を踏まえて、更に深く追求していきたいと思います。
ありがとうございました。
※鉛直シアン→鉛直シア(タブレットでの変換ミスです,すみません)